【カメラの基本シリーズその7】初めてのレンズの選び方
|前回ご紹介した『プログラムAE』モード、試してみましたか?
カメラ任せの写真から卒業し、ある程度自由な撮影を楽しめるようになったかもしれません。
撮影を楽しんでいると、だんだんと「もっとボケた写真が撮りたい」とか、「もっと遠い場所を撮りたい」という希望が湧き上がってくるものです。
そんな時こそ、新しいレンズを買うタイミング!
今回は、初めて新しいレンズを買う時にどうやってレンズを選べばいいのか、ポイントをお教えします。
レンズの種類を知ろう
レンズにはいくつか種類があります。
もしも既にいくつかレンズを持っている方がいれば、自分の持っているレンズがどのレンズなのかを再確認してみましょう。
- 標準レンズ
- 望遠レンズ
- 広角レンズ
- マクロレンズ
- 単焦点レンズ
- 魚眼レンズ
これらのレンズが、カメラで写真を楽しむためのレンズの種類です。
ひとつひとつのレンズには特徴があり、それぞれの特性を理解し、活かしながら使い分けると、あなたのカメラライフがさらに楽しくなるはずです。
レンズの特性を知ろう
ひとつひとつの特徴を簡単にまとめてみました。
1.標準レンズ
→人間の視野に近い
2.望遠レンズ
→遠いものを大きく写し、ボケが大きい、ピントが浅い
3.広角レンズ
→広範囲を写し、遠近感が出る
4.マクロレンズ
→小さな被写体に近寄って詳細まで撮影できる
5.単焦点レンズ
→ボケ感が強く、明るい。ズームができない。
その薄さから「パンケーキレンズ」と呼ばれることも
6,魚眼レンズ
→両端が極端に曲がり、ボケや歪みのある特徴的な撮影ができる
他にも様々な特徴がありますが、簡単にまとめるとこういった特徴を持っています。
これらの特徴を覚えておくと、自分がどんな写真を撮りたいのかによって使うレンズを決めることができるようになるでしょう。
初めてのレンズを選ぼう
多くの方は、標準レンズを購入しているか、標準レンズと望遠レンズの入った『ダブルズームレンズキット』を購入しているかもしれません。
今持っているレンズに慣れてきたら、次のレンズを購入するタイミング。
今回ご紹介した6種類のレンズの中で、個人的に特におすすめなのは『単焦点レンズ』です。
初心者の方でも扱いやすく、明るくボケ感が強いという特徴があるので、プロっぽい写真を撮ることができるでしょう。
まずはあなたの撮りたい写真がどんな写真なのかをじっくり考え、ぴったりなレンズを選んでみましょう!
