【カメラの基本シリーズその4】失敗を防ぐ!撮った写真はその場で確認しよう

せっかく写真を撮ったのに、家に帰ってパソコンで見てみたらピントが合っていなかった……!という経験はありませんか?
前回までにご紹介した、『オートモード』と『ライブビュー』で撮影の仕方はわかったものの、その時は気が付かなかったミスが多いのもカメラの難しいところ。
今回は失敗を防ぐためのちょっとしたコツをご紹介します。

 

ミスは後から気がつくもの!?

撮影をして家に帰り、いざパソコンで撮った写真を見てみると、どうもピントが合っていなかったり、光の強い部分が白飛び(本来の色が出ず白く映ってしまうこと)していることもありますよね。
その場ではちゃんと液晶モニターでチェックしているはずなのに、なぜ?と思うかもしれませんが、小さな液晶モニターでは表示される映像に限界があります。
撮った写真を確認するのはほとんどの方が行なっているのですが、実はそれだけでは足りません。
確実にミスの少ない撮影をしたい方は、次にご紹介する方法を試してみてください!

 

画像再生の際は『ズーム』で細かくチェックしよう

撮った写真をその場で確認するには、「画像再生」という機能を使う必要があります。
方法は簡単!
電源の入った状態で再生ボタンを押すことで、撮影した写真を見直すことができます。
この時、もしも「上手く撮れている!」と思ったとしても、それで確認を終了しないようにしましょう。
ここで必要になってくるのが、『ズーム機能』です。
ズーム機能を使うことで、撮影した写真を拡大して、細かい部分までチェックすることが可能です。
拡大してよくよく見てみると、しっかりと映っていてほしい部分がブレていたりすることも多いんです。

再生している写真を拡大するには、画像再生中に、虫眼鏡マークにプラス記号(+)が付いているボタンを押しましょう。
逆に、虫眼鏡マークにマイナス記号(−)が付いているボタンを押すことで画像を縮小させることができます。
また、十字キーを押すことで拡大・縮小したいポイントを移動することが可能です。

 

完璧な写真への鍵はその場で確認すること!

どうせ撮影するなら、ピントのしっかり合った素敵な写真を撮りたいものですよね。
自分ではブレていないつもりでも、大きな画面で見たり現像してみると、手ぶれや白飛びのあるイマイチな写真になってしまうことも。
面倒臭がらず、その場での写真を細かくチェックするようにしましょう!

筒井響子
ライター/フォトグラファーの筒井響子(つつい きょうこ)です! 企業オウンドメディア・カメラ関係・旅メディア・旅本などに寄稿しています。 デジタル一眼レフは約10年ほど前から趣味で始め、現在では取材での撮影や、撮影会を行うほどになりました。 現在の愛用機は、CanonEOS60D! カメラ初心者さんや機械が苦手な女子のみなさんにもわかりやすい記事を発信していきます♡