【カメラの基本シリーズその3】ライブビューで様々な角度から写真を撮ろう

前回、『オートモード』についてご紹介しました。
カメラのオートモードの撮影に慣れたら、次は『ライブビュー』を使って、様々な角度から写真を撮ってみませんか?

 

高い場所・低い場所から撮影できる

ファインダー(カメラの覗き窓)のないミラーレス一眼カメラやコンパクトデジタルカメラを使用している場合、液晶モニターを見ながら撮影します。
ファインダーではなく液晶モニターを見ながら撮影することのメリットは、ファインダーで覗けない角度からも撮影することができるという部分です。
例えばファインダーを通して撮影する際、足元から撮影したい場合や目線よりも高い位置から撮影したい場合は、床に寝転んだり、脚立を使用する必要があります。
反面、ファインダーではなく液晶モニターを利用すれば、手を低く下げたり高く上げることによって様々な角度から撮影することができるのです。

 

液晶モニターに映し出す『ライブビュー機能』

実は、ファインダーのあるカメラでも、液晶モニターを見ながら撮影することができることをご存知でしたか?
それが、『ライブビュー機能』です。
機種やメーカーに関わらず、ライブビューを使用する際は、カメラマークのボタンか、『Lv』のボタンを押してみましょう!
通常ファインダーを覗いた時に見える景色が、液晶モニターに映し出されます。
これで、腕を上げても下げても、液晶モニターで確認しながらシャッターを切ることができますね。
カメラによっては、ディスプレイが可動式のものがありますので、その時々に合わせて液晶モニターの角度を変えてみましょう。
ライブビューでの撮影はやや難しい体勢になってしまうこともありますので、座ったり壁にもたれたりと、できるだけ体を安定させることで手ぶれが抑えられます。

 

ライブビューを活用すると構図の幅が広がる!

一眼レフカメラを手にすると、どうしてもファインダー越しの撮影ばかりになってしまいがち。
でも、ライブビュー機能を活用することで構図の幅が広がり、思いもよらない素敵な写真が撮れることもあります!
ファインダーでの撮影に慣れてきた頃こそ、ライブビューでの撮影を試してみましょう。
いつもの視線とはまた違った新鮮な写真が撮れること間違いなしです♪

筒井響子
ライター/フォトグラファーの筒井響子(つつい きょうこ)です! 企業オウンドメディア・カメラ関係・旅メディア・旅本などに寄稿しています。 デジタル一眼レフは約10年ほど前から趣味で始め、現在では取材での撮影や、撮影会を行うほどになりました。 現在の愛用機は、CanonEOS60D! カメラ初心者さんや機械が苦手な女子のみなさんにもわかりやすい記事を発信していきます♡