【カメラの基本シリーズその1】カメラの構え方

カメラの基本を知ることは、カメラが上手になるための第一歩。
ひとつずつ基本をマスターすることで、大切な一瞬を理想通りに切り抜けるようになります♪
今回は、カメラの基本シリーズ第一弾として、カメラの構え方をご紹介していきます。

 

基本の姿勢その1(横写真の場合)

カメラを構えるとき、ベースとなる大切な考え方は、「安定感のある持ち方をすること」です。
例えば、上の写真のように両腕を開いた持ち方だと脇がしまっておらず、腕がフラフラと揺れてしまいます
軸がなく不安定で、手ブレを起こす可能性が高い構え方です。
正しいカメラの持ち方の基本は以下の通りです。

  1. 肩幅に足を開く
  2. 両脇をしっかりとしめる
  3. 右手人差し指はシャッターボタンに添え、グリップをしっかりと握る
  4. 左手はカメラの底およびレンズを下から支えるように添える

正しい構え方は、こちらの写真のように、しっかりと両脇をしめて構えることです。
両脇を胴体にぴったりとつけて構えることで、腕が固定され、手ブレを軽減させることができます。
体を安定させるため、足は肩幅に開きましょう

 

基本の姿勢その2(縦写真の場合)

縦に写真を撮りたい時も、横の場合と同様、シャッターボタンを下側にし、両脇をしっかりしめて撮影するのが基本です。

シャッターボタンを上側にする持ち方は、両腕ではなく片腕が軸となるため、上記の持ち方よりはやや不安定になりがちです。
しかし、人によってはシャッターボタンが上にある方が楽だという方もいますので、自分の好きな方を選びましょう。
ただし、シャッターボタンを上にする場合は、カメラ本体をしっかりと顔に付けて支えることで、カメラを出来る限り固定することを意識してください。

 

【おまけ】腕をついて固定する方法もおすすめ

カメラを固定させることはとても大切です。しかし、特に一眼レフの場合、重さもあるためはじめの内は難しいかもしれません。
できるだけ確実にカメラを安定させたい場合は、両肘をつく姿勢でカメラを構えても良いでしょう。
床に寝て腕をついてももちろん良いのですが、テーブルに両肘をついたりしても問題ありません。
他の方法としては、壁にもたれたり片膝を立てて座り、立てている膝の上に肘をついて安定させることもできます。
軸をつくること、固定させることを意識して構えてみましょう。

 

構え方を極めて、手ブレを減らす

どんなに良いカメラを手に入れても、基本の構えができていないと、良い写真を撮影できるチャンスが減ってしまいます。
基本のカメラの構え方をマスターして、色々な撮り方を試してみましょう!

筒井響子
ライター/フォトグラファーの筒井響子(つつい きょうこ)です! 企業オウンドメディア・カメラ関係・旅メディア・旅本などに寄稿しています。 デジタル一眼レフは約10年ほど前から趣味で始め、現在では取材での撮影や、撮影会を行うほどになりました。 現在の愛用機は、CanonEOS60D! カメラ初心者さんや機械が苦手な女子のみなさんにもわかりやすい記事を発信していきます♡