カメラを持ったら動くべし!目線とカメラの関係

撮る写真がいつもと同じでマンネリ化してきてしまってるみなさん。

カメラを持って動いてますか?

写真のおもしろさは、撮るおもしろさだけでなく魅力的な写真ができあがることにもあると思いますが、ささっとバッグから取り出していつものように撮影してみるものの、食べ物も人もいつも同じような仕上がりになってしまうこともありますよね。
これは実は、カメラを持って動いていないからというところに原因があるかもしれません。

 

構図なんて難しい考えは後回し!まずは動こう

カメラを知ろうと思うと、必ず耳にする言葉、『構図』。
素敵な写真を撮る上で、構図はとても大切な要素にはなるのですが、構図を考えすぎると余計にわからなくなってしまうのも事実。
もしそんな風に感じていたら、まずはいつも撮影するときの自分の体制を思い浮かべてみましょう。

「いつもと同じような写真になってしまう」「マンネリしてしまう」という場合、原因のほとんどは、カメラマンである自分がほとんど動かずに自分のいる位置からシャッターを切っている可能性が高いです。
例えばどこかで席に座ったら、その席に腰掛けたまま、その位置から写真を撮っていませんか?
子供の写真を撮る時も、自分の目線の高さから写真を撮れば、どれも同じような写真に仕上がってしまうかもしれません。

もしも自分が動ける状況にいる場合は、積極的に体を動かして位置を変え、高さを変えて撮影してみてください。
被写体が子供であれば、体制を低くし、子供と同じ目線の高さから撮影したり、床までカメラをおろし、そこから見上げる形で撮影してみてもかまいません。
普段とはまた違った目線から被写体を楽しむことができます。

 

時には道具を使ってみても◎

何も撮影のための機材を買う必要はありません。
家にある台や脚立など、目線を変える道具を使うのはとても有効です。
家の中であれば、階段の上から撮ってみたり、時には椅子やテーブルの上に乗って撮影してみることもおすすめです。
普段の自分の目線は、実は見慣れてしまっていてすぐにマンネリ化してしまうことが多く、それは大抵の大人が同じです。

 

カメラを持ったら「動け!」の合図

いつもと違う写真を撮りたいなら、いつもと違う目線の高さから。
これを覚えておくと、明日からの写真がさらに楽しくなります。
カメラを持っても、いつもと同じ場所から同じように撮影することはせず、色々なところに移動しながら、様々な視点から撮影してみましょう!
きっとあなたの写真に新たな風が吹き込むはずです。

筒井響子
ライター/フォトグラファーの筒井響子(つつい きょうこ)です! 企業オウンドメディア・カメラ関係・旅メディア・旅本などに寄稿しています。 デジタル一眼レフは約10年ほど前から趣味で始め、現在では取材での撮影や、撮影会を行うほどになりました。 現在の愛用機は、CanonEOS60D! カメラ初心者さんや機械が苦手な女子のみなさんにもわかりやすい記事を発信していきます♡