光を味方につけて、素敵な風景写真を撮ろう
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カレンダーに使われているような素敵な風景写真を撮りたい!とカメラ女子なら誰でも思いますよね。プロ並みの風景写真はなかなか難しいとしても、いくつかのポイントを気にするだけで、周囲の人たちから素敵ねと言ってもらえる風景写真を撮ることができます。まずは、自分の目を信じて、自分が素敵だと思った風景を選びましょう。素敵な写真を撮るには、自分のモチベーションが何よりも大事だと思います。そして、その風景が一番映える構図を考えます。肉眼では180度以上見えますが、カメラが捉えられる角度は限定されていますよね。カメラの角度や高さを変えながら、風景のなかから、どこからどこまでを切り取るのが一番いいのかを考えながら撮影してみましょう。写真にしてみると思ったのとちょっと違うなと思うことはあるので、いろいろな構図を試してみるのがお勧めです。風景は動きませんから、じっくり腰を落ち着けて考えることができますよね。カメラを持った自分の立ち位置も変えてみるといいと思います。普通に立ってカメラを構えるのではなく、ちょっと高いところから下を見下ろしてみたり、できる場所ならば、寝そべって上を見上げてみるのもいいかもしれません。ただし、寝そべるときは、カメラ女子なので周囲の眼もちょっと気にしてくださいね。また、遠景だけでなく、近くの木や花を構図の端に入れると変化ができて面白いかもしれませんね。街中の風景なら、通り過ぎる人や車なども入れて考えてみたいところです。自由に試してみましょう。そして、自分の好みの構図が決まったら、味方につけたいのは光です。写真は光がなければ写りませんし、光を写すものですから、光を味方につければ、より素敵な風景写真になるでしょう。光を味方につけるために確認したいのは、その時の光の位置です。昼間なら太陽がどこにあるのか、夜景なら街灯などの明かりがどこにあるのかをまず確認しましょう。時間帯によって、光の位置も色もずいぶん変わりますよね。朝のひんやりとした空気のなかの光を撮りたいのか、昼間の真上から照らすまぶしい光を撮りたいのか、夕方の暖かな光を撮りたいのかで、ずいぶん写真の感じが変わってきます。ちなみに、朝や夕方は光が斜めに入るため、風景にも陰影が出やすく、奥行きのある風景写真を撮ることができるのでお勧めです。光をより多く取り入れるためには、三脚を使用して、長時間露出で撮影するのもお勧めです。肉眼で見たのとは、また違った風景を撮影することができます。写真の醍醐味ですよね。光を味方につけて、素敵な風景写真を撮って下さい。
