【カメラの基本シリーズその6】おまかせモード卒業!プログラムAEモードを活用しよう

前回、【カメラの基本シリーズその5】でご紹介した撮影モードには、慣れてきましたか?
あらかじめカメラ本体で設定されているモードを使っていると、だんだんとカメラ任せではなく自分で設定をいじってみたくなりますよね
おまかせモードで撮影した写真、よく撮れているけど、「もっと明るい雰囲気に仕上げたい……」「もっとボケ感の強い写真が撮りたい……」など、自分の撮りたい写真の雰囲気が明確になってきている時期かもしれません

今回は、おまかせモードを卒業したい方が最初に使うべきモード、『プログラムAE』についてご紹介していきます。

 

『プログラムAE』とは

『プログラムAE』とは、カメラのモード選択ダイヤルで「P」と表示されています。
カメラ任せの様々な撮影モードに使い慣れてくると、「もっと絞ってボケ感の強い写真にしたい」「ピントの位置をずらしたい」などと、もう少し細かい設定がしたくなってくるかもしれません。

そんな時にまず使って欲しいモードが、この『プログラムAE』です。

『プログラムAE』は、基本的にはオートモードと変わらず、絞りとシャッター速度をカメラが決めて撮影します。
しかし、以下の部分については自分で設定することができるんです!

  • 露出補正
  • ホワイトバランス
  • ピントの位置
  • ISO感度

これらを自分で設定できるということは、仕上がりの明るさ撮りたい被写体の位置ノイズの調整などを自らの手で行うことができ、更にオリジナルな写真を撮ることができるということ。

更に、絞りとシャッター速度の設定も自らの好みに設定し直すこともでき(プログラムシフト)、フラッシュの有無も好みで選ぶことができます。

どうせ写真を撮るなら、誰でも撮れるようなカメラ任せの写真ではなく、自分のセンスや直感に従ったオリジナルな写真を撮ってみたいものですよね♪

 

カメラ頼りのおまかせモードは卒業して、一歩前進!

『プログラムAE』の長所は、オートモードと同様、ややこしく難易度の高い設定をする必要はなく、明るさやピントの位置などのおいしい部分のみを自分好みに設定できる、自由度の高いモード
ほとんどの設定をカメラに任せるおまかせモードから一歩前進したい方にはぴったりの撮影モードです。
オートモード同様、様々なシーンで使うことができるので、常にダイヤルを『P』に合わせている愛用者も多いのがこのプログラムAE。

前回の記事、『【カメラの基本シリーズその5】『カメラおまかせ撮影モード』を使ってみよう』でご紹介したモードを卒業したい方は、是非使ってみてください!

筒井響子
ライター/フォトグラファーの筒井響子(つつい きょうこ)です! 企業オウンドメディア・カメラ関係・旅メディア・旅本などに寄稿しています。 デジタル一眼レフは約10年ほど前から趣味で始め、現在では取材での撮影や、撮影会を行うほどになりました。 現在の愛用機は、CanonEOS60D! カメラ初心者さんや機械が苦手な女子のみなさんにもわかりやすい記事を発信していきます♡