一歩踏み込む勇気と対角線上の配置

写真をプリントアウトしてみるとなかなか思ったような仕上がりになっていなくてガッカリすることはありませんか?
メインの被写体は良くても周囲に馴染んでいなかったり、バランスが悪かったり…どうすれば、満足の行く写真を撮ることが出来るようになるんでしょうか?
そんな悩みをお持ちの方も、ほんの少し意識するだけで写真の仕上がりがグッと良くなる方法があります。そんな上達テクをご紹介しますので、参考にしてみて下さいね。

最初にグッと近づいて撮ってみる

被写体との距離の取り方で、写真のイメージは随分と変わって来るものです。徐々に近づいて撮る方法を試したことがある方は多いかも知れませんが、その方法では、あと一歩踏み込むことが難しい場合があります。
逆に、最初に思い切って被写体に近づいてから徐々に離れて行く方法で撮影してみて下さい。最初はフレームからはみ出てしまう位のところまで、被写体に近づいてみて下さい。更に一歩踏み込む勇気があると、写真の表情が驚くほど変わって来ますので、是非、その驚きを体験してみて下さい。
被写体に近づくのであれば、ズームを使えば良いと思うかもしれませんが、ズームを使って撮影した写真と、実際に近づいて撮影した写真とでは、迫力感が違うものです。その違いを感じるために、撮り比べてみるのも良さそうです。レンズはもちろん広角レンズを使って下さいね。

メインの被写体だけに意識を集中しない

写真を撮影するときに、メインの被写体にだけ意識が集中してしまうと、周囲とバランスの悪い写真になってしまうことが良くあります。
写真を撮影するときには、あくまでもメインの被写体と周囲とのバランスが大切なことを忘れないようにしたいものです。
生け花をやったことがある方ならお分かりになると思いますが、お花を生けるときには主枝と客枝のバランスを大切にします。つまりメインになる花の位置を先に決めて、次にサブメインの花の位置を決めます。このバランスが悪いと何ともシックリこない不安定なものになってしまいます。写真にもこれと似たようなバランス感覚が必要になって来ます。

メインとサブメインを対角線上に撮影する

三分割構図という言葉を聞いたことがある方は多いと思いますが、これは写真を撮影するときの基本中の基本の構図になります。
写真を撮影していて、もっと奥行や動きを表現したい!と思ったことはありませんか?
そんなときには、三分割構図を使います。まずは、写真画面を上下左右それぞれに三分割した上で、メインの被写体とサブメインの被写体を配置して行きます。
このとき、メインの被写体とサブメインの被写体を対角線上になるように撮影します。
例えば、メインを右上にした場合は、サブメインを左下に持ってくるように撮影します。こうするだけで、それまで平面的だった写真にグッと奥行きが加わり立体的な活き活きとした写真になります。

いかがでしょうか?意外なほど簡単なコツだと思われたのではないでしょうか?三分割構図はこれさえ押さえておけば失敗はしない!とも言われていますので、是非マスターして下さいね。

Kei
旅行好きなので旅先での撮影が多いです。 コラムはわかりやすい文章になるように心がけています。 感想や書いてほしいテーマのリクエストなどをお待ちしてます。