写ルンですの魅力。それはフィルムカメラにあり!

修学旅行の思い出の1枚、そこまで大昔じゃないはずなのになんだか雰囲気のある写り方。
そんな手元に残っている現像された写真、写ルンですで撮ったものではありませんか?
学生時代に使ったり、子どもの頃被写体として撮られていた側のカメラ女子も多いはずです。

1997年に生産のピークを迎えた「写ルンです」は2016年に誕生30周年を迎えました。
2000年以降はデジカメの普及により影を潜めている「写ルンです」ですが、カメラ女子の中で再びブームが起きているのです!
なぜ再び写ルンですが流行りだしたのでしょうか?
カメラ女子の心を捉えた写ルンですの魅力を紹介します。

写ルンですはそもそもネガを現像して写真化する、フィルムカメラなのです。
写ルンです最大の魅力、それは最も手軽なフィルムカメラというところなのです!
手軽にシャッターを切れ、データの限り撮影、パソコンやスマホへデータを取り込み編集やプリント、友達との共有がしやすいのがデジタルカメラ。
この利便性の高さ、一気に普及する訳ですね。
一方でフィルムカメラは撮影前にネガを巻き、限られたフィルムで、ネガを現像する事で写真に残せます。
フィルムカメラは光をネガに焼きつける為、独特な風合いが出るのです。
写ルンですのレトロ感もフィルムカメラが故の風合いになっています。
最高の1枚が撮れたときは嬉しいですよね。

もちろん連写機能などない写ルンですは1枚1枚タイミングを計って自分の手でしっかりシャッターを押して写真を撮ります。
どんな写真が撮れたか分かるのは写真屋さんに持って行き、現像に出した後です。
撮った後すぐにデータを確認できるデジカメに慣れていると、現像までのドキドキ感も魅力の1つですね。
そしてすでに写ルンですに心を掴まれているカメラ女子なら把握済みの案件、撮影が意外と難しい!という事。
これもまた次の最高の1枚を求めて写ルンですに引き込まれていく理由となっています。

デジカメの普及以降ネガを焼いた後、写ルンですなどのインスタントカメラでも写真屋さんでデータに残せるようになっています。
写ルンですはインスタ界でも注目を浴びていますが、写真をデータ化して投稿しているのです。

フィルムカメラなので味のある写真が撮りやすい一方で、撮影の難しい写ルンです。
インスタ映え狙いの軽い気持ちで写ルンですを使うと、返り討ちに合うかもしれませんね。
最近はデジイチばかり、という方は、インスタントカメラ専用の写真家さんもいるので是非見てみて下さい。
カメラ女子なら独特な雰囲気に憧れるはずですよ。「写ルンです」で撮った思い出の1枚を塗り替えてみてくださいね!

Kei
旅行好きなので旅先での撮影が多いです。 コラムはわかりやすい文章になるように心がけています。 感想や書いてほしいテーマのリクエストなどをお待ちしてます。